コラム

ホームページといっても実は様々な種類があります

2025年12月21日
ホームページの種類

ひとくちににホームページといっても様々なものがあります。
ここではその詳細をお伝えしたいと思います。

会社案内サイト・コーポレートサイト

このコーポレートサイトは会社案内、概要をお伝えするためのホームページです。
事業内容や商品紹介といったパンフレット的に制作するのが一般的で、サイト規模は事業規模によっても変わりますが、中小企業や個人事業主であれば5ページから20ページくらいのところが多いですね。

これはあくまでも「パンフレット的な運用」になりますので、本格的な集客には不向きです。

集客用サイト

集客用のホームページは上記の会社案内の内容を基本として、さらに多くのコンテンツを掲載しているホームページで、SEOやLLMOなど検索エンジンやAI検索からのアクセス数を増やしたり、実際にWebからの集客、注文、売上を伸ばすためのホームページとなります。
集客用サイトの場合、以下のような知識や技術が必要となります。

マーケティングの知識

ホームページはただ作っただけでは集客することはできません。
このマーケティングの知識を活用しながら有益なコンテンツ、動線、デザインなどを意識して制作します。専門的な知識が必要となります。

SEO・LLMO・AIOの知識と技術

ホームページを活用して集客する場合の基礎としてSEOの検索エンジンで上位表示する技術や、AI検索で引用されるためのLLMOやAIOといった技術が必要となります。
これもただ作っただけではできない技術になります。

ホームページ制作の専門的な技術

最近はノーコードでホームページが作れるツールも出てきていますが、上記のマーケティングやSEO、LLMOを駆使する場合、ノーコードツールでは限界があります。
HTML、CSS、JavaScript、PHPといったような専門的な知識が必須となります。

デザインの技術

デザインといっても見た目のきれいさではなく、売れるためのデザイン=設計になります。
これを意識せずに制作しても集客は行えません。これもマーケティングの知識のひとつになりますね。

サイト軽量化の技術

ホームページの軽量化は必須です。
これはSEO対策を行う際も必ず行う作業のひとつなのですが、以下に速く表示させるかは大事な要素のひとつなのです、
もちろん、HTMLやCSS、画像加工処理技術などが必要です。

画像加工処理技術

画像加工の技術も必須です。
デザイン面だけではなく上記の軽量化にも結びつく技術になります。
データ形式も以前や.jpgや.pngといったものが主流でしたが現在は.webpや.svgといったものが多く使われるようになっています。
このような画像加工や拡張子についての知識やそれに対応する画像加工ソフトも必須になります。

Web環境の変化の情報

これが一番大事かもしれません。
Webの環境変化ものすごく速く、半年も経つと大きく変わっていることもしばしば・・・
特に検索市場の変化に対応するのが大変なのですが、以前はここまでAI検索が伸びると思っていなかったと思います。
このように環境変化の情報をキャッチしたり、それに対応するための技術が必須となります。

LP(ランディングページ)

LP(エルピー)とは主に広告やSNSからのリンク先として広告的な扱いになるサイトです。
大体が1ページ内に収めるスタイルが多いと思います。

LPの注意点としてはSEOやLLMOは行えません。
検索エンジンではほぼヒットしない・またはヒットさせないような運用が多いです。

ECサイト

いわゆるネットショップやオンラインで完結するサイトです。
ECサイトの場合、制作方法が様々あります。
カートシステムや決済システムが予め用意されているASPサービスを利用する、または全てオリジナルのシステムを構築する、などになります。

まとめ

このようにホームページは様々なスタイルがありますので、目的にあわせて最適な方法を選択しましょう。
一番やってはいけないことは、集客したいのに知識や技術がない状態でノーコードツールや格安の制作プランを選ぶことです。
時間的・金銭的コストを見ても割りに合いません。

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