おしゃれなデザインのホームページの方がお客さんが増える!ワケではない
2025年11月19日
ホームページ・Webサイトというとおしゃれでかっこいいデザインの方がお客さんが増えると思われがちですが、実はそうではないのです。
Web集客を行う場合、「見た目の良さ」はあまり関係ないのです。
おしゃれなデザインのWebサイトの方がアクセス数が伸びるワケではない
Web集客の基本はまずアクセス数を増やすことです。
おしゃれなデザインの方がアクセスされやすいということは技術的にありえません。
ホームページへのアクセスはメインは検索エンジンやAI検索からとなります。
その検索結果に表示されなければ必然的にアクセスされませんので、どんなに綺麗でおしゃれなホームページを作っても、それが理由でアクセス数が増えることはないのです。
おしゃれなデザインの方が売れる?
これも間違いです。
どんなに綺麗でおしゃれなホームページでも、ターゲットとなるユーザー(お客様)が必要としている情報や有益な情報がない場合、商品購入や来店には結びつかないのです。
特に派手なアニメーションが多くあったり、高画質(すぎる)画像が多くあったりして、必要な情報がないホームページではデータも重くSEOやLLMOでも不利になり、検索エンジンやAI検索で上位表示が難しくなります。
おしゃれなデザインでもWeb集客を行う場合は「軽量化」は必須なのです。
特に今はパソコンではなくスマートフォンで閲覧されるケースが多いため、重いホームページですと離脱率も高くなります。
軽くてスッと表示されるホームページが好まれます。
デザインの意味が違うのです
この「デザイン」という言葉に惑わされてしまうのですが、 Webに限って言えばデザインは見た目のおしゃれさやかっこよさではなく「設計」なのです。
ターゲットとするユーザーが「見やすく・使いやすい」ホームページにすることです。
これがターゲットの年代や性別、扱っている商品やサービス内容によっても変わります。
例えばBtoBの業種でターゲットが経営者の場合、文字のサイズやカラー、行間なども気にしながら作る必要があります。
なぜか?
これは老眼対策です。
経営者は若い方もいますが現実的には40代以上の方が多く、間違いなく老眼が始まっている年代ですので、そのような方がスマホで見ても見やすいデザインにする必要があるのです。
また「動線」もとても大事で、これもデザインのひとつです。
どのような流れで最終的にお問い合わせや商品購入や来店に結びつけるかが大事になります。
この動線はトップページからだけではなく、下層ページからの流れも考える必要があります。
都市部と地方では最適なデザインは違う
例えば同じ業種でも東京のような大都市と、私の地元仙台では最適なデザインは異なるのです。
これ、意外と知らない方も多いのですが仙台のような地方の場合、洗練されすぎたデザインは受け入れられにくいのです。
地方の場合、大都市と違って「とっつきやすさ」が大事になります。
あまりにもおしゃれなデザイン過ぎると気が引けて実際の来店にも結びつきにくくなるのです。
実際私のクライアントでもご依頼の際に「かっこよくしすぎないでね〜」と依頼されることがあります。
このオーナーさんはこのことを理解しているのです。
このようなことから地域に合ったデザインを行うことが大事になります。
まとめ
このようにWebデザインといってもおしゃれだからお客さんが増えるワケではないのです。
それよりも大事なのは「コンテンツ」です。
これを意識してホームページ制作や運営を行うように心がけましょう!
もしわからないことやご質問があればお気軽にお問い合わせくださいね。