コラム

Google検索にAIモードが追加

2025年09月14日
Google検索にAIモードが追加

2025年9月8日頃、Googleの検索機能に「AIモード」が追加されました。
通常検索を行った後の画面を見てください。

通常の検索結果の画面上部に「AIモード」が表示されます。

次にこのAIモードをクリックすると以下のような画面になります。

このようにAIによる回答画面になります。
この中からAIが抽出したサイトの内容とリンクが表示されます。
これはスマホ版でも同様です。既に

ちなみこのAIはGeminiベースとなっており、今まで表示されていた「AIによる概要」とは別物になります。

AIの導入は今後の検索市場を大きく動かす

今までの検索市場はSEOやリスティング広告によってアクセス数を増やすことが多かったですが、AIが導入されることでこれが大きく変わるようになります。
広告に関してはどのような表示に変わるかまだ不明な部分も多いですが、間違いなくAI解答欄にも表示させるようになるでしょう。

SEOに関しては通常検索の結果に上位表示させても今までのようなアクセス数は稼げなくなります。
間違いなくAIの回答に表示されたサイトへアクセスされるでしょう。

集約型サイト・ポータルサイトでの集客はマイナスの影響も

今後のAI検索の流れを考えるとポータルサイトでの集客は難しくなるでしょう。
ぐるなび、ホットペッパービューティー、その他不動産、リフォーム、住宅関連などの業種でこのような集約型サイト・ポータルサイトを集客の軸にしている場合、AI検索時代になると今までのような集客は難しくなると考えられます。
なぜかというと、AI検索の特徴として専門性やオリジナリティのあるサイトの情報をピックアップして表示する傾向が強いため、集約型サイトやポータルサイトではそれができないのです。
どうしても自社のオリジナルサイトで専門性や独自性の高いコンテンツを発信しているところには勝てないのです。
また自社サイトの制作、運営を行なっていない場合は至急、制作されることをおすすめします。

AIモードに表示されるようにするには?今後の対応

AIモードに表示されるようにするにはやはり「ユーザーの検索意図に対して有益なコンテンツを提供する」という基本から行うことが大事になります。これはSEO対策と同様です。
さらに今後より細かく検索されることが予測されますので、ターゲットの細分化とそれに伴うコンテンツの提供が必要になります。
また、専門性や独自性、ベネフィットの提供も引き続き重要項目となります。
他にもMEOやSNSとの関連も影響しそうです。
特にMEOは力を入れておいた方が良さそうです。とは言っても過度にやると逆効果になりますのであくまでも自然に。口コミ等の影響も出ると思いますがこれも自然に。

コンテンツを細く多数発信することでサイト規模は必然的に大きくなると思いますので、導線やUI、UXはかなり意識して制作することをおすすめします。
正直ノーコードツールで作ったサイトや小規模サイトはAIに拾ってもらうのは難しいかと思います。

近い将来AI検索がデフォルトに

恐らくそう遠くない将来には今までのWeb検索からAI検索に切り替わると予測できます。
サイト運営者もこのことを意識したWebサイト制作、運営を行う必要があります。
今まで以上にデザイン云々ではなく(デザインの意味が違う)、コンテンツ重視で制作、運営を行わなければ集客効果や業績アップ効果は見込めなくなるでしょう。

既にウチのクライアントも対応するために動き出しており、相談も毎日のようにあります。
このAI検索に関してもご質問やお問い合わせがある場合は、お気軽にご連絡ください。

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