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コラム

一般サイト制作と集客用サイト制作に分けた理由

2024年01月30日
一般サイト制作と集客用サイト制作

私はかれこれ20年くらいホームページ制作の仕事を行なっていますが、ある時期から制作のスタイルというかコンセプトを変えるようになりました。
その理由を少しご説明いたします。

開業当初はデザインと価格重視でした

開業当初はまだWeb制作会社も多くなく、ホームページを運営している事業者様も今ほど多くはありませんでした。
当時はやはり「デザイン性」を重視して制作を行なっていました。
かっこいい・おしゃれ・さわやかな感じが多かったですね。
でもこれは数年で辞めるようになりました。

Web環境の変化によりSEO対策に力を入れるように

ホームページを運営する企業が増え、ただ公開しても以前ほどアクセス数が稼げないようになってきました。
そうです、GoogleやYahooといった検索エンジンが力をつけてきて検索ランキングのシステムを強化してきたためです。
デザイン中心のホームページでは検索の上位にも表示できずアクセス数を伸ばすこともできません。

この頃から「SEO対策」という言葉が出てきましたね。
勉強が苦手な私も必死で勉強しました(笑)
仙台では情報がなかなか入って来なかったため、東京のSEOセミナーなどに年に数回参加したり自社で検証したりと大変でしたね。
今ほどオンラインセミナーなどがなかったのでわざわざ東京まで行ってました。
まぁ出張は好きなので苦ではありませんでしたが(笑)

この時代はまだGoogleとYahooは別なエンジンで動いていて検索結果もそれぞれ違う結果で表示されていました。
2010年くらいでしょうか、Yahooが独自の検索エンジンの開発を止めてGoogleのエンジンを使用することになり、環境が大きく変わりましたね。
現在もその流れでYahooはGoogleのエンジンを採用しています。
※2024年春からはまた変わります。

Webでの宣伝・集客はSEOが必須になった

このような環境の変化やサイト数の増加によりSEO対策を行わなければWeb集客ができない環境になりり、ここからがWeb戦国時代です。
どの制作会社もSEO対策を駆使してクライアントの上位表示に必死になっていました。
幸いウチは早い段階から取り組んでいたので、SEOを希望するクライアントのサイトは常に上位表示に成功しておりました。
この頃はまだ「順位上げ」がメインで、上位表示するだけで集客もできる時代でした。

2020年頃からでしょうか、検索結果の上位に表示させただけでは大きな集客に繋がる率が徐々に減ってきました。
原因はホームページを持つ事業者が増えたことと、一般消費者がネットに慣れてきたことに原因があります。

目的に合わせた制作・運営方法を提供するように

この頃から私も制作スタイルを会社案内やお店紹介用の「一般サイト」と「集客用サイト」とホームページのタイプを分けるようになりました。
というのはクライアントによってホームページを運営する目的が様々だからです。
全てのクライアントがWeb集客を求めているわけではなく、会社概要やパンフレット的に運営したい事業者様もそれなりにいるのです。
Web集客を希望するオーナー様も多かったため、「一般サイト」と「集客用サイト」の2つのサービスで提供するようになりました。

このようなWeb環境やユーザーの動向の変化によって現在の制作スタイルにたどり着きました。
さらに現在はサポートやコンサルティングにも力を入れています。
クライアントの会社のWeb担当者として使ってくれれば嬉しいです。

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